現場に役立つ日本語教育研究2ニーズを踏まえた語彙シラバス= Giáo dục và nghiên cứu ngôn ngữ Nhật Bản hữu ích trong lĩnh vực 2 Giáo trình từ vựng dựa trên nhu cầu
語彙シラバスとは、言語の習得に必要な語を、理念やニーズに基づいて配列し、学習者に提示するためのものである。
2016
語彙シラバスとは、言語の習得に必要な語を、理念やニーズに基づいて配列し、学習者に提示するためのものである。
文法シラバスと同じく、学習者の言語習得を円滑にするために順序よく作成され、計画的に提示されるものでなくてはならず、教材における語の提示はたまたま出てきたものであってはならない。
電子的に利用可能なコーパスが整備され、研究者がそれぞれ取得したデータも形態素解析など、自然言語処理研究による技術で整備可能になってきた現在、語彙シラバスに関する研究は実現可能となってきた。
今こそ、文法シラバスを見直すだけではなく、新たに「データに基づく」語彙シラバスに着手する好機である。
文法・語彙項目の要・不要や配列が日本語を習得していく上で妥当かどうか、コーパスなどのデータを用いて網羅的に検証し、新たな指導項目を提示する。
目次
第1部 アプローチ別語彙シラバス論(初級総合教科書から見た語彙シラバス;話題から見た語彙シラバス;コーパス出現頻度から見た語彙シラバス;語彙密度から見た語彙シラバス;日本語学習者から見た語彙シラバス ほか)
第2部 ニーズ別語彙シラバス論(理工系留学生のための文字・語彙シラバス;日本語教育専攻大学院留学生のための語彙シラバス;子どもを持つ外国人のための語彙シラバス;就労者のための語彙シラバス;外国人看護師のための語彙シラバス ほか)
山内博之, 現場に役立つ日本語教育研究2ニーズを踏まえた語彙シラバス= Giáo dục và nghiên cứu ngôn ngữ Nhật Bản hữu ích trong lĩnh vực 2 Giáo trình từ vựng dựa trên nhu cầu, くろしお出版, 2016
Thứ Sáu, 16:18 04/11/2022
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